３/１９に単行本新刊「魔法の時間」が書籍で発売

成年雑誌「漫画ばんがいち」が書籍雑誌だった頃に連載していた「魔法の時間」が遂に発行となりました。
これも今まで応援してくださった方々のおかげです。本当に有難うございます。

今回の製本においてまず拝見して頂きたいのは表紙の美しさ。
画像では判りませんがタイトルが銀仕立てになってまして、光が当たると綺麗に輝くのです。
紙の加工はその仕様に合わせたものを選びまして、淡く輝くようにさせました。美しいです！
まさに書籍ならではの効果、形に残せるものとして申し分のない出来栄えです。
タイトルの「魔法の時間」を最大限に活かしてくれたデザイナーさんに尊敬と感謝。
制作中に私の不手際で色々手間をかけさせてしまいました・・・この場を借りてお詫びします。



およそ４年間にわたり何度も書籍化の話が挙がっては頓挫を繰り返し、電子書籍で一旦落ち着くもまた話が挙がっては頓挫という、もやもやした状態が続きましたが、ようやく形になりました。
（単行本の巻末で３度と言いましたが、よくよく思い返すと５～６回はあったような気もします）
頓挫の理由には自身の我儘や不慮のもらい事故も含まれており、その節は編集さんに大変ご迷惑をおかけしました。この場をお借りして改めてお詫びと感謝の意を申し上げます。

本作品の中身は２年前に配信された電子書籍版よりも、より濃厚にしたうえで加筆・修正を加えました。
地味に細かい作業含めるとオビの５０ページどころか巻末の収録作品以外全てに修正入ってます。
巻末は過剰コストになる為ああなりましたが、形に残したい作品だったので結果良しとしてます。
万が一再販になったら検討してもらえるかもしれないと淡い期待だけ持ってます。ホント淡いけど。

書籍化が確定した時は「掲載時のリベンジがしたい」という一念のもと（リベンジの内容等は過去記事で）、地味に作業を続けていました。昨今の時勢もあり、恐らくこの本が最後の書籍になるだろうと見越したうえで、限界まで妥協はせずに納得できるものを作ろうと頑張りました。所詮ただの自己満足に過ぎませんが、作品を通して自身の熱意が読者の方々に伝わってくれれば有難いです。

最後に、本作品掲載の媒体であり、昨年末の発行にて休刊となった「漫画ばんがいち」宛てにメッセージを。
２５年１０ヶ月という長い歴史を持つ雑誌に数年参戦し、その中で何度か表紙も描かせて頂いた経験は貴重な思い出となります。 本誌において商業としての修行の場を与えてくださった編集部の方々、そして長きにわたり支えてくださっていた読者の方々に深い感謝の意を。


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以下のサイトで記事＆レビューを綴ってくださった管理人様、有難うございます。

・まるまるまるの勝手日記２　様
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・アキバBlog　様
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・それは私の妄言だ＋　様
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・にゅーあきば・こむ　様
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・酒とエロ漫画の日々　様
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・まんがよんぽ　様
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